伝えるとは

初めまして、デザインオフィスクリップスタッフの吉田と申します。今回エッセンシャル創刊に伴い、コラム掲載の機会をいただきました。とはいえ、僕自身文章を書くのは苦手なタイプで、学生時代の読書感想文や国語の作文ではとっても苦労したのを今でも覚えています(笑)初めのうちは読みにくいかもしれませんが、どうぞ温かい目で見てやってください。

デザインについて考えてみた。僕は所属しているクリップでは伝わるデザインをテーマに活動します。デザインって聞くと”表現されたアート的な物”を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。僕も最初までそう思っていました。自分の生活には程遠い分野で何かお洒落な人がセンスを用いて作った物を、人々が眺めている。でも実際は結構身近な物なんじゃないかと思っています。例えば料理人の方はお客様に料理の魅力を一皿で表現します。色とりどりな食材で視覚を、香辛料で嗅覚を用いて伝えます。鉄板焼きなどのライブ感のあるお店では実際に目の前で自分の料理を作ってくれるので、お肉の焼ける音は食べる前から聴覚を刺激して食欲をそそります。そして料理を口にして味覚、咀嚼するときの食感で触覚と、五感全てを使ってお客様に料理を伝えています。う~ん、なんだか書いててお腹空いてきました(笑)そう思うと料理人って食材をデザインするデザイナーなんだと思います。映画の役者さん、出勤時に聞くラジ番組も、名前が違うだけで、世の中にはデザイナーに溢れているなって感じた瞬間、彼らから学ぶことも多いんだと思いました。