足元を見ながら進める

まだ記憶に新しく衝撃の走ったニュースでした。11月の終わりに、ファッションデザイナーで知られるバージルアブローが死去というニュースが耳に入ってきました。突然の悲報に、凄く驚いたのを覚えています。何より41歳という若さに驚きました。心より、ご冥福をお祈りいたします。オフホワイトの創業者として知っている方も多いと思いますが、ルイヴィトンのメンズ・アーティスティック・デザイナーを務めた功績には、LVMHグループの会長兼CEOも「ヴァージルは、天才的なデザイナーであり、先見の明があっただけではなく、美しい魂と偉大な知恵を持った人物でした」とコメントを発表しています。個人的にはNIKEとのコラボ商品や、LVとの春夏コレクションでのストリート要素を前面に押し出したデザインには、かなり驚きました。多くの芸能人やインフルエンサー、街中でも、かなり目立つアイテムばかりで、持つ人を際立たせる商品は、本当に魅力的でした。2022年の今も、ハイブランドを中心に多くのブランドとコラボをしていますが、その先駆けでもあったように思います。

ブランド同士で言えば、GUCCIとBalenciagaや、ルイヴィトンとシュプリーム、その他、キャラクターで言えば、トムとジェリー、ドラえもん、ミッキーなど、GUCCIのコラボはかなり大きなインパクトを与えましたね。個人的には、NIGOさんがルイヴィトンとのコラボを皮切りに、再び最前線に戻ってきたのは、すごくうれしかったです。エイプでもそうですが、独特な世界観をルイヴィトンの商品で表現されていて、非常に魅力的でした。さらには、ブランド同士のコラボだけでなく、2021年最も注目されたブランドと言っても過言ではないのが、PRADAだと思っています。何より21ssのメンズラインは、初のラフシモンズさんを迎えてのコレクションということもあり、非常に注目度が高く、私も購入しました。モードな世界観にラフシモンズのエッセンスが取り込まれたデザインには、コレクションを見ていても、面白かったです。

コロナ禍でなかなか売れ行きが思わしくないファッション業界と言われていましたが、それはファストファッションのことであり、収益増のハイブランドもあったと聞きました。大手百貨店の外商担当者によると、物流がストップしていたからこそ品薄になり、そこに価値が生まれ逆に高値がつき、欲しいと感じるお客様も多かったとの事でした。さらには若者も、安く手軽にというコスパ重視から、高くても長く使える商品を手にする傾向があると言います。自分が気に入ったものを、長く使いたい、愛用していたいと思う人が増えているのはすごく良いことですよね。単純に宣伝効果を狙っている部分の大きいコラボですが、実際に面白く毎回楽しませてくれるラインナップに、興味が絶えません。皆さんも、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。