山本明日菜

ー 自己紹介をお願いします。

山本 : 初めまして。べじっとらぼの代表・講師を務める、管理栄養士の山本明日菜です。よろしくお願いします。


ー まずは、べじっとらぼについてお伺いさせてください。こちらは、お店なのでしょうか。

山本 : べじっとらぼは過去3回ほど形態を変えていて今は、オンラインサロンのような形で食育のコーチングなどを行っています。もともとの始まりは、2017年までさかのぼるのですが、この年の7月にコールドプレスジュースをメインに販売するナチュラルフード専門店として立ち上げました。そのあと2020年3月にナチュラルフードスクールとして、対面形式でのコーチングを行ったりと形を変えたのですが、コロナの影響などもあり、2021年4月にウェルネスサロンとして形を変えて現在に至ります。現在もカウンセリングを行い、必要に応じてローフードやコールドプレスジュースなどもプログラムのオプションとして提供をしています。


ー コールドプレスジュースというは、ファスティング(いわゆる断食)の時に飲むイメージがあるのですが、あっていますでしょうか。

山本 : ファスティング(食事の置き換え)としての活用する場合もあります。そちらが一般的かもしれませんが、私はダイエット目的や休肝日的な感覚でその場限り取り入れる方法はおすすめしておりません。コールドプレスジュースは良質な微量栄養素を取り込みやすい形で抽出した、「食べるサプリメント」のようなものです。日々の食生活で不足する栄養の補給として活用していくことを推奨しています。取り入れ方は、体質や目的などで変わってきますので、どのような体作りを目指しているのかで違うため、難しいポイントでもありますね。メディアや雑誌だけの情報だと間違えやすいので本当に注意が必要です。まさにこの指導を行っているのが私がやっているウェルネスサロンとも言えます。


ー 山本さんは管理栄養士ということですが、養成校の卒業後はご両親の飲食店で働かれていたとお伺いしましたが、その経緯を教えてください。

山本 : 良く自己紹介ではなんちゃって管理栄養士なんて言っています。正直に言うと養成校での勉強は自分の理想としていた内容とは違って、講師の方々とは頻繁に衝突していたのが正直なんですが、ここで辞めても…というのがあって、どうせなら国家資格を取っておこうと考え、いつか自分の理想とする栄養学に繋げるために管理栄養士の資格を取得しました。この通り、管理栄養士として働きたかったわけではなくて、自分のやりたいことの武器としてとりあえず!という程度でした。だから、卒業後も栄養管理士として定番の道ではなく、両親の経営する飲食店でヘルシーな洋風創作料理をお手頃価格で提供するカフェバーをやっていました。管理栄養士がつくる。 通常の半分以下のカロリー!フレッシュで栄養価の高いトルコライスを販売し、TVや新聞に取り上げていただいたりもしました。

ー そういう背景があったんですね。山本さんのそのウェルネスというのがあまり聞きなれないのですが、教えていただけますでしょうか。

山本 : ウェルネスというのはその昔にアメリカの医師が提唱したものなんですが、健康な体を作って自分の理想とするライフスタイルを送ろうというものです。決して難しく捉えてほしくないんですが、心身ともに健康な状態であることをウェルネスと考えていいと思います。

ー そういうことなんですね。今は働き方も多様化していることを考えると、コロナ禍も相まってウェルネスというのは本当に大切な考え方ですね。

山本 : そうですね。仮に病気になれば薬を処方してもらいますが、言葉は少しストレートですが、薬というのはあくまでもごまかすものであって、そもそも体調不良にならないための体作りが大切なのでは?ということに気づいたのが大きかったです。そのためには、心も身体も健康的な状態を保つことが必要であって、それは決して行政や病院で、一般的に働く管理栄養士としての形では声をお届けするのに限界があると感じました。

ー 今はファスティングやオーガニックフードなど、健康に関する話題が多く、たくさんの人が興味関心の惹く話題です。でも、本当に正しい情報を正しく吸収できている人は少なそうですね。勉強になります。

山本 : 健康といっても、その人にとって何が足りていないのか、そして何を補うべきなのか、単純に運動不足なのか栄養不足なのかなど、人それぞれ違うので、現在のべじっとらぼでは、そのようなヒアリングから初めて体調管理を行い、ひとりひとりにあったプログラムを提案していく働きをしています。

ー もともとべじっとらぼを始められたときは、路面店もあって人気だっと聞きましたが、やはり形態を変えられたのは、コロナの影響が大きいのでしょうか。

山本 : 影響がなかったわけではないですが、それが一番というよりも、ひとりひとりにあった正しい情報や知識を提供しつつ、ウェルネスになるためのプログラムを提供していくのが必要だと感じたのが正直なところです。もちろんお店でもライフスタイルの見直しなど提案させていただきながらジュースの販売なんかもやっていたのですが、それをメインに行っていこうと思い、形変えました。

ー お店ではひとりひとりに提案していくのは限界がありそうですね。

山本 : そうですね。どうしても請け負える人数に限りがあり、たくさんの形声を届けることが難しい状態でした。私はコールドプレスジュースを売りたいのではなく、体づくりの手法をレクチャーさせていただき、ご自身でセルフケアができるようになっていただきたいという想いでべじっとらぼを作った経緯がありますので、その形をいかせる形をと、スクール、サロンと形態を変えていった形です。

ー お店は福岡と聞きましたが、ご出身の長崎から出られるきっかけは何かあったのでしょうか。

山本 : きっかけは、卒業後の両親の飲食店で働いていたことです。飲食経験のある方は共感してもらえると思いますが、休みなしの長時間労働、睡眠もあまり…という働き方になりがちです。まさに私もそのひとりで、全然目指していたウェルネスではないと思い、過酷な働き方はやめようと思い、友人の誘いもあって福岡へ出ました。それでべじっとらぼの始まりが福岡ということです。

ー 私も学生時代に飲食店でのアルバイト経験がありますが、どうしても夜型の生活やお酒などもあってか、規則正しい生活とは真逆になりがちでした。形態を変えられた現在も福岡なのでしょうか。

山本 : いいえ。現在は地元の長崎の五島列島に生活拠点を移し、オンラインサロンの形態をとっています。場所を選ばずに働ける為、プライベートを充実させながら、1ヶ所に止まらず、五島列島をメインに、長崎市、福岡市を行き来しながらパソコン1つでラフに活動しています。

ー 時代の波もあると思いますが、場所に捉われない働き方というのは素敵ですね。いわゆるノマドワーカーということでしょうか。

山本 : そうですね。オンラインでつながって仕事ができるのであれば、それに越したことは無い思っています。もともとは海外にも興味があるので、コロナが落ち着いたら行ってみたいですね。他にもそうですが、もし可能であるなら制限のない働き方は、ストレスも軽減されるし、挑戦してほしいですね。

ー 素敵ですね。山本さんにはウェルネスという軸があって、それを達成するために形を変えてチャレンジされている姿には、たくさん見習う部分があるように思います。山本さんの今後の目標などお聞かせください。

山本 : 今は働くことにフォーカスしていますが、5年後くらいには家庭にもフォーカスしているかもしれないですね。母には、親を超えなさいと言われて育ってきたんですが、個人的にはその目標は達成しているような気がしています。あとは結婚して家族を…というのがこの先、見ていることかもしれません。

ー ありがとうございます。最後になりますが、山本さんにとってエッセンシャル(人生に欠かせないもの・こと)とは何でしょうか。

山本 : ゴール設定です。簡単に表現すると、なりたい自分(夢)をイメージして、そのイメージを既に叶っている状態を感じることです。アスリートの方がよくおっしゃると思うのですが、何度も成功イメージをする、イメトレですね。これをなりたい自分、全てのパターンでイメトレしていく感じです。いかに成功イメージを描けるかで、人生が決まります。なので、ゴール設定が私の人生には欠かせません。これがある事で自然とそれに向かってやるべき行動が見えてきて、日々ワクワクしながら、時間も忘れて、まるで子供の様に夢中になる。そんな日々を送っています。私はなりたい自分(夢)を持ち、楽しい日を送る方で溢れる様に、ウェルネスコーチをさせていただいています。

ー まだまだ奥の深い分野だなと思いました。心身ともに健康でいることは本当に大事だと思います。この記事を読んで、ひとりでも多くの方が興味をもって、そして行動にうつしてくれたら嬉しいですね。今日はありがとうございました。

山本 : 少しでも多くの方々とウェルネスなライフスタイルが広がると良いと思っています。今日は、ありがとうございました。